◆学校長挨拶

宮城県志津川高等学校長 山内 松吾 

 志津川高校のホームページへ,ようこそおいでいただきました。心から感謝申し上げます。

 東日本大震災から5年が経ち,その間,全国,そして世界中の多くの皆様からのあたたかいご支援をいただきましたことに,あらためて御礼申し上げます。おかげさまで,本校生徒は元気に学業に励み,学校は熱意と活気に満ちています。

 4月9日,入学式が行われ,情報ビジネス科19名,普通科56名の新入生が志高生の仲間入りをしました。新入生は,まだ学校に慣れていないためか,期待と不安の入り交じった表情を浮かべながらも,みな元気な声を校舎内に響かせており,我が校に新風を吹き込んでくれるものと期待しています。

 さて,本校は,一昨年,創立90周年を迎えました。12,000名を超える同窓生が全国で活躍している伝統校です。東日本大震災の復興のために最前線に立ってがんばっている同窓生も大勢います。

 南三陸町出身の生徒がほとんどであり,地域に支えられ,地域と共に歩んできた学校ですが,震災以後はご支援をいただいた全国各地の高等学校との交流活動を展開するだけでなく,全世界からのサポートにより,国際交流も一層盛んになり,南三陸町唯一の県立高校として,全世界に様々な情報発信をしようとがんばっています。

 本校の校訓「真・和・敬」を基本理念とし,「中学校における教育の成果を更に発展拡充し,国際社会の有為な形成者として必要資質を養う。」「社会において果たさなければならない使命を自覚し,個性に応じて自らの進路を選択できる不屈の意志力と実践力を養う。」「どのような社会の変化にも対応できる柔軟な思考力を持ち,豊かな感性と思いやりの心を持った,情操豊かな人格の形成に努める。」ことを目標に,全ての教職員が一致協力して,一人ひとりの生徒の夢実現,進路目標の達成にむけて努力している学校です。特に,習熟度別学習や,少人数指導を積極的に導入し,「確かな学力」「個に応じた指導」に重点をおいた教育活動を展開してきました。また,平成15年度から,宮城県,南三陸町の協力をいただきながら,県内でただ1校,地域連携型中高一貫教育を実践してきました。中学校と高校の先生方が各連携中学校で授業を実施するだけでなく,部活動などの交流も積極的に行われています。中学生にとっては,高校入学後の勉強や先輩方とのつながりがスムーズに進み,好評を得ています。志高生にとっても,中学校との様々な交流体験をもとに,わだかまりなく新入生を歓迎し,部活動や生徒会活動などでも新入生を即戦力として受け入れることができます。

 昨年度は,モアイ化計画の推進,珠算競技の全国大会入賞,「光る志津川」としてマスコミに大きく取り上げられた野球部の活躍,進路目標達成100%など,生徒の活動成果が高く評価され,「志津川高校」の名前が何度も新聞やテレビに登場した年でした。今年度は,生徒一人ひとりの夢の実現のために,少人数・習熟度別学習や首都圏の有名大学の学生等による学習支援事業の推進,日本だけでなく海外の高校との生徒会交流,慶応大学が推進する南三陸プロジェクトとの連携,町を代表する社会人や震災支援に携わる有識者をお招きしてのふるさと学習講座など,志津川高校にしかできない特色ある教育活動に一層努力いたします。

 多くの皆様から「被災地の子供たちをよろしくお願いします。」「被災地の子供たちを大切に」という激励の声をいただいています。志津川高校が何よりも心のよりどころとして生徒たちから愛されるように,これからも地域の皆様とともに歩み,地域に貢献できる人材育成をめざして努力してまいります。今後とも皆様方のご支援,ご協力をよろしくお願いします。

 ホームページ,学校通信等により,引き続き学校の様子や,生徒の活動成果などの情報を皆様に発信してまいります。ご質問,ご意見,ご感想等を心から歓迎いたします。

平成28年4月12日

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